60TPのスナイパーモード時の視点について[バグ修正済み]
2019 1/10追記
注意!
スナイパーモードの視点ズレが開発の意図しなかったものであったとして、ver1.3アップデートにてズレのあった車両に修正が入りました。
ご注意ください
素早い対応をしたWGに感謝。
こんにちは。
ついに2018年も今日で終わりですね。
皆さん今年はどんな一年だったでしょうか?
充実した一年間送れたでしょうか?
明けましておめでとうございます。
今年もブログたくさん更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて今回のブログのテーマは「60TP」である。
ver1.1で追加されたポーランド技術ツリーの最上位に位置するtier10HTで、特徴はなんといっても、その長砲身から重戦車内最高クラスの単発750dmgの一発を放てることである。
照準速度の遅さや高いとは言えない貫通力などの弱点はあるが、機動力も最低限は確保されてる上、俯角も8度と、なかなか走攻守のバランスの取れた戦車である。
評価はゲーム内でも高く、CWや拠点戦でのピン刺しはもちろん、5式やS.conの中間のような運用をしたり、複数輌でのラッシュや受けなど、様々な運用に耐えうるいい車両である。
しかし、今回のテーマは60TPの運用方法や車両紹介ではなく、
「60TPの知られざる弱点」である。
少し前にこんなツイートが出回った。
60TP乗っててこいつ弾出る場所高くねぇか?って思ってたけどスナイパー視点と弾の出る位置がずれてる説が濃厚 pic.twitter.com/FYV7hNalml
— フルム (@hurumu10158) 2018年12月20日
(フルム様、ツイート引用の許可、ありがとうございますm(__)m)
結論から言うと、
砲身とスナイパーモード時の視点の位置がズレている
のである。
どういうことだってばよ?と思われるかもしれないが、WOTにおいて弾が発射されるのは当然砲身(厳密に言うと砲身の根元から発射判定がある)であり、スナイパーモードは砲身の根元部分からの視点であるという認識が当たり前であった。
しかし、この60TPという戦車はそのスナイパーモードの視点の位置が他の戦車と比べておかしいのである。
それを実際に検証してみた。というのが今回のテーマである。
検証してみた!
検証方法は以下の通り。
①検証する車輛ともう一両車両を用意しくっつける
下の画像でいうと検証する車両(IS-7)をA、もう一両の車両(S.con)をBとする
②AがBの防循真ん中をエイムする
③Aの視点で真ん中に来るように、Bの主砲を動かす
④その際Bが覗いている場所がAのスナイパーモードの位置となる。
文字にするととても分かりにくいが、今回ならばIS-7のスナイパーモードの位置は最後の画像の位置付近にあると解釈していただければ十分である。
さて、これらの検証を加味したうえで60TPのスナイパーモードの位置を大まかに割り出したのがこちらである。
ひ、低すぎる!
この画像ですら砲塔と車体の継ぎ目付近であるが、S.con視点で見下ろしてるのもあり、体感的にはもっと低いように感じる。
そしてこの視点が低いと何が問題かというと
ハルダウンの際に必要以上に車体をさらす必要がある
という点である。
以下の画像は氷河の真ん中でS.conと60TPがお互いにハルダウンしている画像である。
3パターン合計6種類の画像である。
S.conがキューポラしか見えていないのに対して60TPはドライバーズハッチまで見えてしまっている。
一応補足しておくが、この画像は撃ち合いをしている最中の画像ではない。
お互いがこの位置関係にいて見え方がこれだけ違うのである。
相変わらずS.conはキューポラしか見えていないが、60TPは側面をさらしている。
見えないからと言って、もう少し出てしまったら駆動輪を抜かれてしまうだろう。
ついにS.conは見えなくなってしまったが、60TPはキューポラだけ出ている。
こうなると60TP視点ではどうやって抜かれたのかすらわからない。ツラい。
結果
明らかにスナイパーモード視点の位置が低かった。
そして車体の脆弱さを考えるとハルダウンがメインとなる戦車であろうに、ハルダウンがシステム的に苦手というなんとも不思議な戦車であることがわかった。
ちなみに…
検証の過程でいろいろな戦車のスナイパー視点の位置も調べてみた。
すると他にもおかしなやつがいた。
Mausと7号戦車である。
ドイツの科学力ェ…
Mausも車体上部についていた。
なんとまぁ…
もうこれはどこなんだ…
どちらの車両も60TPと同じく明らかに低い。
どうやらWGはこいつらにハルダウンさせる気がないらしい…
最後に
今回の検証はたくさん車両を持ってるフレンドであるkasugano_sora氏と検証に興味があったRankona氏、そして足りなくなった画像を補完するのにAlirviaにご協力いただいた。
助力に圧倒的感謝