WOT 紅白wot合戦inLFS を振り返って
去る1/13日、オフラインイベントである「紅白wot合戦」が、「LFS池袋esports Arena」で開催された。
イベントの概要としては参加者が公式コントビューターを筆頭に紅組・白組の2チームに分かれ、いくつかのバトルイベントを行いポイントを競い合うというものであった。
一般の参加者のチーム分けは、イベントの参加登録をしてしばらく後に、メールにて各参加者に送られた。
イベントとしての規模は大きく、参加人数は80人前後はいたように思う。
また、JUC5の決勝もオフラインにて今回のイベント中に行うということで2019年の門出を飾る大イベントとなった。
そして私は今回紅組として参加させていただきました!
今回の会場となった「LFS池袋 e-sports Arena」であるが、wotのみならず様々なE-sportsシーンで使われる施設であり、今回のイベントではBOX席合計20席、フロア席合計40席、そしてフロア中央の大型スクリーンと完全貸し切りで入ってスグにテンション上がること請け合いである。
私はとてもテンション上がった。
ここでは行われたイベントをプログラム順に振り返っていきたいと思う。
30vs30 グランド国家戦
30vs30のグランドバトル形式のイベント。
一つ違う点は、試合前にチームリーダーが以下の国家連合からピックし、各チーム選択した2つの国家連合の車両で行うというもの。
- Union (ユニオン): ソ連、中国
- Bloc (ブロック): ドイツ、日本
- Alliance (アライアンス): アメリカ、イギリス、ポーランド
- Coalition (コーリション): フランス、スウェーデン、チェコスロバキア、イタリア
ピック方法はチームリーダーによるじゃんけんであったが、車両性能的にじゃんけんに勝ったらUnion、負けたらAlliance、あとはリーダーの好みでピックという感じだった。
やっぱりソ連強いからね…仕方ないね。
大方予想通りではあったがメインはIS-3とCaernarvonの熱い撃ち合いであり、その撃ち合いを制した紅組が2連勝した。
ちなみに、両試合ともSPGが経験値TOPを掻っ攫うなどぶっ刺さっており、4deninが苦笑いしていた。
オフラインで合計60人がお互い勝ちを目指して戦うというのは、後ろから見ていてなかなか壮観だった。
ランダム戦チャレンジ
グランドバトル後JUC5開会までの約2時間、後述するレースや進撃戦と同時進行する形で、各チームフロアの20席を開放し、スパアカでランダム戦を行い、チームで獲得した「ボンズ」を集計しその分のポイントを得るという、ランダム戦チャレンジが行われた。
ただしスパアカが特別な仕様で、tier10同士のマッチングでもボンズは手に入らず、ボンズを手に入れるにはパスクッチやら大口径やらの特別勲章を手に入れなければならないというもの。(まぁスパアカでランダム戦をできるというだけでも十分特別だが)
そして、上画像の勲章4種を獲得した場合に限り特別ボーナスが追加され、例えばtier10でMバッヂを取ったら10ポイント、プール勲章を取ったら50ポイントがチームに加算されるという寸法である。
さらにMバッヂorラドリーを取った本人には2000円分のWebmoneyカード、プールorラシャイニェイなら5000円分のWebmoneyカード、与ダメージが10000dmgを超えたらAmazonギフトカード10000円分進呈と、なかなか豪華な景品体制であった。
さすがにプール勲章以上も10000dmg越えもいなかった(と思う)が、Mバッヂ取って2000円分のWebmoneyカードもらってる人は20人ほどいたようだ。私に近しい人ならkopnothとかyuna_qooとか。
P1グランプリ
新しく実装予定であるtier8フランス装輪車輛「Panhard EBR 75」を使ったレースゲームイベントも行われた。
(ちなみにここからのイベントはすべてBOX席にて行われた。)
私は今回初めてこの戦車に乗ったがとにかく速い。
通常戦車とは全く異なる、停止状態から急加速する「charge」や操作性を犠牲にして速力を上げる「Driveモード」を触ってみよう!そしてレースしよう!というコンセプトは素直に面白かった。
だがやはり参加者の多くはDriveモードの操作性の悪さ、特に旋回性能の悪さに苦戦しており急カーブで車体を制御できずにスリップしたり、細かな調整ができない為幅寄せに対応できず障害物に乗り上げ横転するなどなかなかカオスだった。Morichanも見事にkikka styleしていた(一応補足しておくとルール上幅寄せはまったく問題ない)
そしてこの対決はとにかく紅組のCCであるDynamicPapa氏が強かった。
さてはたくさん練習しましたね??
DynamicPapa氏の1位2回というキャリーもあって3レース中2レースが紅組の1・2フィニッシュという素晴らしい結果だった。
●オフライン進撃戦
進撃戦といっても疑似的なもので、トレルを使って行われ、初戦はランダムでそれ以外の戦線、橋頭保はMAPが決まっているというものだった。
私も1・2戦目と参加したが4denin指揮の下、halienさんやMorichanなどとやる進撃戦は単純に集団戦が好きな者としてやってて楽しかった。
白組も白組で、LF_kameさんの指揮を初め、M4rmotさんやmoudameさんがいたりと錚々たるメンツで程よい緊張感の中で試合ができたことをうれしく思う。
ただ、初戦が「全MAPからランダムピック」だった関係でまさかのワイドパークでtier10の10vs10をやることになり、なかなかにカオスな開幕戦だった。
マッププールは通常の進撃戦に準拠で良かったと思う。楽しかったけど。
当然集団戦初心者さんも一緒にやったわけだが、試合中に「敵に見つかったら『救援を乞う』を押そうね」とほんの触りではあるが集団戦のことを教える場面があると、まだまだこのゲーム集団戦という面においては伸びしろがあるなと感じた。
また、別の組の試合を観戦している時に、aki_00vさんの指揮が力強く、防音ガラス越しにうっすら声が聞こえてきたのがとても印象に残っている。
実際その試合も素晴らしい統率力で、勝利をものにしていた。
yamato_noob氏との掛け合いプロレスも含めて、とても頼りになるリーダーだった。
詳細な試合内容は割愛するが、紅組3勝、白組4勝と全体では白組の勝利であったがなかなかの接戦だった。
Japan User Championship 5 決勝戦
かなり直前に開催が決まり年末にチーム発表、年明けすぐの土日に予選を行うという強行軍にて開催されたJUC5の決勝戦も行われた。
今回私は参加はおろか、予選もごくごく一部のチームの試合を見るだけとあまり前準備なしで決勝戦を観戦したが、やはりオフライン特有のアツさそして緊張感というものを感じた。BO5というのもあって見てる側からすればあっという間に感じたが、選手の皆様からするとプレッシャーの中で、長く感じる4試合だったと思う。
こちらも詳細はとても書ききれないので割愛するが、優勝したチーム4、惜しくも敗れたチーム10の方々お疲れさまでした。感動をありがとうございました。
それにしてもチーム10の5人の内3人が北海道から来たということに会場はとてもどよめいていた。
結果発表
残すはメインである紅白wot合戦の結果発表のみとなった。
ここまでブログを読んでいただいた読者の方は、「進撃戦こそ白組が勝利したけど、グランドバトル・レースと紅組が優勢だったから、紅組が余裕で勝ったんじゃないのか」と思われたかもしれない。
ところがこの紅白wot合戦、実は得点源がもう一つあったのである…
それがこちらの「ミッション」である。
オフイベ当日の昼までに応援する組のコードを入力し、通常のランダム戦で条件を達成すると対象の組に1ポイント支援として送ることができるというインゲームミッションがあったのである。
そちらを踏まえたうえで、こちらのNyan_takuさんのtweetを見ていただきたい。
参加できなくて残念ですが、不参加なりに応援しようという事で!自走砲に撃たれながら「100トークン」集めたので白組頑張ってください~😊#白組応援 pic.twitter.com/4R2OBeMxOQ
— Nyan_taku☆USA🇺🇸 (@Taku_Tanks) 2019年1月12日
なんとお一人で100ポイントを稼ぐという大変なことをしたのである。ムチャシヤガッテ…
その結果、
なんとミッションのポイントだけでグランドバトル2勝分に当たる100ポイント近い差がついていたのである。
Nyan_takuさんの白組への熱い援護射撃もあり、紅組は余裕どころか緊張バリバリであった。そして迎える結果発表…
本当に僅差での勝利であった。
勝利した紅組にはwotオリジナルグッズと500円分のwebmoneyカードが全員に贈られた。
リーダーaki_00vさんを初めとした紅組のCCの皆様、そして紅組の皆様、ありがとうございました!
そして紅白両チームを交えて記念撮影をし、紅白戦車合戦は閉会と相成った。
LFSというE-sportsをやる上で最高の環境の中で、このような楽しいイベントに参加できて心からよかった。
オフラインイベントというのは運営や宣伝、果ては裏方まで様々な難しさもあると思うが、オンラインでは得ることのできない楽しさや出会いがあり、今後もぜひ参加したい。
イベント運営されたWGスタッフの皆様、公式コントリビューターの皆様、そして参加された戦車兵の皆様本当にお疲れさまでした!
また、開催お願いします!なんでもしますから!